イラストレーター、絵本童画家の仕事と収入

イラストレーター、絵本画家の収入ってどうなっているのだろう?

イラストレーター、絵本画家(絵本作家)の仕事と収入

 

 

仕事としてのイラスト絵本         仕事としてのイラスト絵本       仕事としてのイラスト絵本

 

 

仕事としてのイラスト絵本        仕事としてのイラスト絵本

 

 

イラストレーター、絵本画家(絵本作家)とひとくちに言っても分野によりいろいろなタイプがあります。
また、タイプにより仕事も収入も違いファンシーグッツなどにキャラクターを提供しアシスタントを使いながら
ロイヤリティーで稼いでいる企業家タイプから、挿し絵のようなあまり目立たない分野でコツコツと仕事をこなす職人タイプまでまちまちです。

 

 

仕事としてのイラスト絵本          仕事としてのイラスト絵本           仕事としてのイラスト絵本

 

 

当然、その収入も年間数十万円から数億円まで個々によって全く違います。
それらすべて人たちがイラストや童画の仕事で生計を立てている以上、イラストレーター、
絵本画家と言われる人たちなのです。

 

 

売れなければ生活できない

 

仕事としてのイラスト絵本

イラストレーター、絵本作家(童画家)は人気商売です。
その人のイラスト、絵本が売れていなければ生活出来ません。
それは、歌手やタレントがテレビ等で
売れなければと生活出来ないのと全く同じです。

 

現在、イラストレーターや童画家は全国に
3000人位いると言われています。
この数は歌手やタレント、スポーツ選手より
ずっと多い数ですが、一般の職業とくらべれば
極めて少数と言えます。
つまり、イラスト、童画だけで生活すると言う事は
それだけ困難なことなのです。
また、現在は売れていても
一生が保証されているわけではありません。
いつ仕事がなくなるかわからないのです。

 

イラストレーターや絵本作家(絵本画家)になると言う事は、歌手やタレント、
スポーツ選手のように常に自分の腕を磨きまた、一般に支持されていなくてならないのです。

 

ここまで書くと、なぜそんなに大変な職業を目指す必要があるのだろうと
疑問に思う人もいるかも知れません。
イラストレーター、絵本画家になるのは確かに大変です。
収入の事だけを考えるなら止めた方が良いかも知れません。

 

ただ、「なるには」大変な職業だからこそ、そこには大きなやりがいもあり、楽しみもあるのです。
 自分の好きな絵を描く事が出来、見た人に喜びと楽しみを与え、作品は自分の仕事の証明また、
足跡としてずっと残り続ける事が出来るのです。

 

 
そんなイラストレーター、絵本画家の仕事や収入を具体的に見て行きましょう。

 

 

広告で活躍するイラストレーター

 

仕事としてのカバーイラスト

広告のイラストいうとすぐ思うのが

ポスターイラストです、
しかしポスターイラストだけが広告の
イラストではありません。
チラシやパンフレット、リーフレット、
商品のパッケージイラスト、カレンダー、
ポストカード、CDジャケットまで、出版物以外は
一般的には広告の分野に色分けされます。

 

媒体により料金はそれぞれ違いますが、
広告のギャラは一般的にエディトリアル、
と言われる書籍関係よりかなり高額です。

 

雑誌等で1ページのカラーイラストを
描いたとしても、5万円くらいの
原稿料なのに対し、
広告、それもポスターのイラストなら
50万円〜100万円、中には150万円以上の高額のギャラになる場合もあります。

 

 

ただ、広告のイラストは商品を売ると言う事を前提にしているので、クライアントのチェックも厳しく、
一度に大量のイラストを描くと言うわけにはいきません。
仕事の早い遅いと言う事も関係しますが、ポスターなら月に1〜2枚描くのが限度でしょう。

 

活躍しているイラストレーターで月に100万〜200万円の収入になり、
年収で1000万〜2000万円位でしょう。

 

 

書籍を中心に仕事をするイラストレーター

 

 

仕事としてのイラスト絵本

書籍を中心に仕事をしていると言っても

イラストの場合、書籍だけのイラストを描くと言うより、
広告の仕事もするけれど、
主に本の表紙や雑誌のカット、挿し絵や
単行本の本文イラストを、手掛けているという場合が普通です。

 

料金は広告より低く雑誌の表紙で20万円、
単行本のカバーイラストで10万円くらい、
雑誌のカット、挿し絵になると、
モノクロ1点3千円等という場合も多いのです。
これら書籍関係の仕事は広告のイラスト等と違い、
大量に仕事をこなす事によって収入を上げなければなりません。

 

 

例えば単行本のカバーイラスト1点で7万円
それに附随する本文モノクロカット50点20万円、
連載の雑誌カバー1点15万円と雑誌4誌カット20点30万円
月収/計72万円という具合です。
年収で600万円から1500万円位です。

 

 

絵本画家の場合

 

仕事としての絵本イラスト

一概に絵本画家と言っても、

絵本だけ描いて生活している絵本画家はほとんどいません。
いわゆる童画家という分野に入り 、
子供の為の絵を描くイラストレーターの事です。

 

仕事は絵本の他、子供雑誌のお話ページのイラストや、
童話の挿し絵、子供向け書籍のカバーイラストや
本文の挿し絵、紙芝居などのほか
学参物と言われる教科書、参考書、ドリルのカットイラスト、
童謡の教則本のイラストまで幅広くあります。

 

子供向け書籍は大人向けに比べイラストを使用する事が多く、
特に幼児向け出版物はイラストで埋まっている
と言っても過言ではありません。

 

学参物を抱えている童画家の場合
当然大量の仕事をこなすケースも多くなり、1点の単価は安いのですが、
1年分とか、学期毎にまとめてイラストを描く事になり、
多い人なら年収で1000万〜1500万円位になります。

 

 

仕事としてのイラスト絵本 

 

 

それとは逆に絵本を中心に活躍をしている童画家は、
絵本の他、雑誌のお話ページや童話の挿し絵、
子供向け書籍のカバーイラストや本文の挿し絵などをコンスタントにこなして、
印税も入るので1500万〜2000万円位の年収になるでしょう。

 

 

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キャラクターグッズ

 

仕事としてのキャラクターイラスト

ミッキーマウスやドナルドダック、キティーちゃんや

ポケモンまで、キャラクターグッズに
使われているイラストはロイヤリティー、
と言うかたちでギャラが支払われます。

 

ロイヤリティーは一種の印税で商品が一つ売れる毎に、
作者にイラスト使用料が支払われるのです。
これらキャラクターグッツは何万と言う数が
市場に出回り売れれば売れただけイラストレーターには
キャラクター使用料が支払われます。

 

 

例えば1000円のキャラクターグッツが10万個売れれば、キャラクター使用料が1個につき50円とした場合、
500万円のロイヤリティーが支払われます。
ただ、これらロイヤリティーが支払われるのは、かなり知名度のあるイラストの場合が普通です。
有名タレントのように既に雑誌やポスターで充分に知られているイラストです。
商品はこの知名度によってイメージアップが計れ、
その見返りとしてロイヤリティーが支払われるのです。
知名度ないイラストレーターや新人がキャラクターイラストをやりたい場合は、
キャラクターを扱っているエージェントの力を借りなければなりませんが、
イラストが単純なだけかなり運に左右される分野だと思って下さい。

 

これら、ロイヤリティーで稼ぐイラストレーターは個人ではなく、会社組織にしている場合もかなりあります。
それは、イラスト自体アシスタントに任せられるような、簡単なキャラクターと言う事もありますが、
税金面での対策としての会社組織と言った方が良いでしょう。
売れ方によってもかなり差のある分野ですが爆発的に触れた場合は年間数億の収入も夢ではありません。

 

 

 

 

 

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