小説の挿絵イラストの仕事と収入

挿絵画家の仕事/発注から納品まで

挿絵イラストとは

 

挿絵イラスト

挿絵の仕事は、新聞や週刊誌、

児童向けの単行本や月刊の小説誌が中心になります。

 

ここでは月刊の小説誌を例にとって話を進めていきます。
月刊の小説誌とは、「小説○○」のようなタイトルで
発行されている雑誌です。
書店で見かけたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

1册に15編ほどの短編や、連載小説を中心に
詩やエッセイ、雑文が掲載されています。
雑誌の中心が小説なので、
おのずと挿絵が必要になってくるのです。
ただし、これら雑誌の中心は小説であり
挿絵はあくまで引き立て役です。

 

挿絵だけが勝手に目立ち、
小説のイメージを壊してしまっては元も子もありません。
挿絵はあくまで小説のわき役であることを
覚えておきましょう。

 

挿絵の依頼は、まず編集部から小説原稿と
挿絵の割り付け表が送られてきます。
割り付け表には挿絵のサイズも書かれているので、
小説のどこにどのサイズの挿絵が入るかわかるようになっています。

 

ただし、どの場面をどのように描くかについては編集部からの注文はありません。
イラストレーター(挿絵画家)に任されています。
挿絵は自由に描けるので、イラストレーター(挿絵画家)にとってはやりがいのある仕事です。

 

 

挿絵イラスト

挿絵の仕事は、送られてきた小説を
熟読することから始まります。
挿絵を描くためには、まず小説のコアな部分を
探りだす必要があるのです。
イラストレーター(挿絵画家)は
割り付け表に従いながら、
挿絵の入るページの中で
最も重要な場面を探していきます。

 

見つかり次第挿絵の制作に入りますが、
その場面をそのまま描いても
良い挿絵にはなりません。
どのような構図でどんな風に描くかを
最初によく考えます。

 

ラフスケッチを何度も描き、
その場面のテーマを表現できるような
イメージを模索していくのです。

 

 

 

 

 

重要なのは構図なのか、雰囲気なのか、キャラクターなのか、
イラストレーター(挿絵画家)のタイプによっても違ってきます。
ただし前述した通り、小説の持つムードを壊してしまっては意味がないので、
常に注意を払うようにしましょう。

 

 

 

挿絵の画材

 

挿絵イラスト

挿絵を描く道具は、今も昔も変わらずペンが主体です。
小説誌はカラーページが少ないので、
イラストも絵の具などは使用せず
ほとんどの場合モノクロ画材で描きます。
モノクロ画材としては墨汁、製図用黒インクが挙げられるでしょう。
使用する道具はペンが一番多く、
時には筆や黒、グレーマーカー、鉛筆で描くこともあります。
ペンの種類は豊富で、昔ながらの付けペンならカブラペン、
Gペン、丸ペンなどがあります。
しかし最近は、ロットリングなどのデザインペンで描く
イラストレーターが多いです。

 

ちなみに僕は、日本画用の筆か150円程の頒価な
デザインペンを使用しています。
道具はイラストレーターが自分の好みで
使いやすいものを使えば良いのです。

 

 

挿絵の場合、通常原稿料の交渉がありません。
各出版社には規定料金があるのですが、
イラストレーターは料金を知らされないまま仕事を引き受ける事が多いです。
もちろん、イラストレーターから料金を聞くことが出来ますが、編集者が料金を知らない場合もあります。
挿絵の料金は出版社の規模によっても異なりますが、
小説1本につき2から3枚の挿絵依頼で、1枚で10,000円から15,000円前後の報酬になるでしょう。

 

 

挿絵画家を目指す方へ

 

挿絵イラスト

挿絵の仕事は小説はもちろん、

児童文学や童話に広く必要とされます。

これらのイラストは流行に

左右されることはほぼなく、

一度認められると

長く続くイラストの分野でしょう。

 

ただ、イラストとしては

地味な分野であることもまた事実です。

そのため挿絵のイラストレーターを

目指す人は多くありません。

 

流行に関係なく自分のイラストを

じっくり描きたい人には、

おススメの分野なので挑戦してみて下さい。

 

 

 

挿絵イラスト 

 

 

 

 

 
補足
 
よく聞かれることなのでお話しますが挿絵画家、挿絵イラスト、挿絵専門のイラストレーターという
仕事や職業はありますが挿絵ライターという職業はありません。
挿絵というのは画家、イラストレーターの仕事でありライターは作家、文章家のことです。
街歩きや旅ののページ、イラストルポなど、イラストレーターが文を書くことはあっても
それはあくもでイラストレーターがたまたま文を書くことであって
挿絵ライターなる専門の職業があるわけではありません。
また、挿絵は短期間の訓練で簡単にできるような仕事では決してありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

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